上司は個人の能力を尊重し、一人一人は責任を持ち自分の仕事をしています。
2001年入社 貿易部営業 Tさん
各部員が毎日、楽しく仕事をしています。世界情勢へのアンテナも高く、日々会話のテーマは尽きません。上司は個人の能力を尊重し、一人一人は責任を持ち自分の仕事をしています。また個人スキルを伸ばすため、各人外国語などを勉強し日々「自己研鑽」しています。
仕事の内容
ドイツ出張の風景
海外への輸出をメインに行っています。主に扱っている商材は日本製の金物・作業工具です。三木市の特産品「大工道具(鋸・鑿・鉋)」を始め、日常生活でよく使う「鋏・包丁」、また工業分野で使用する「産業用刃物」まで幅広い「MADE IN JAPAN」製品を世界各国に輸出しています。
仕事の面白み
弊社では「手工具」の取り扱いが多く、鉄材料からプレス・研磨・熱処理など「鉄学」に触れる機会が多いです。現在は、まだまだ「鉄の黎明期」であり、今後さらに新しい鉄が開発され、人々の生活に貢献すると私は考えています。そういった可能性を秘めている製品に触れながら、仕事ができるのは面白いです。
適正な鋸の刃を選ぶための材木チェック 中国にて
日本製品・海外製品
日本で購入する日用品は、低価格帯でも良い製品が多いです。メーカーさんや流通業者さんの「高い品質管理力」のなせる技だと感じます。またアフターサービスも充実しています。一方、海外では「せっかく買ったのに使えない」商品は結構あります。日本の強みは、とにかく高品質。これは鉄鋼材料、金型プレス、熱処理、研磨など、エキスパートの努力の結晶で、安定した生産能力が高いためだと思います。森林管理をしていても、日本製ノコギリで剪定した場合、低価格品の数倍以上、長持ちと評価をいただきました。
出張のアレコレ
海外出張には年3、4回行くのですが、印象に残っているエピソードをご紹介します。出張時に下着を全部忘れてしまい焦りました。親切にも、現地の得意先の方が新しい下着を購入してくださり本当に助かりました。得意先との距離がグッと縮まった出来事です。移動時間が長く時差ボケなどで睡眠不足になりがちで毎日が体力勝負です。1日の仕事を終えて、日報をパソコンで入力・報告するのですが、舟をこぎながらの入力なので誤字脱字には要注意です。お客様に滝が見える絶景スポットへ連れて行ってもらったこともあります。滝の上から、夕日がゆっくり大地へ沈んでいくのを見て「日本では、まだ太陽がでているのか」と思うと、何か「大きな地球の力」に触れたようで感動しました。長旅の疲れも吹き飛びます。
タイの大学へ商談
貿易部だからわかる日本と海外
日本は、とても「暮らしやすい国」です。海外へ行くと「日本の良さ」がよくわかります。学生の皆さんもぜひ一度、海外旅行を経験してください。学生時代は「よく遊び・よく学び」、社会人になって「自分の能力を社会へ還元する」スタンスで就職活動にのぞめば「自分に合った企業・仕事」を見つけることができると思います。もちろん、社会人になっても勉強することはいっぱいありますが、一緒に頑張りましょう。