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当社では、より安全で、使い易く、安心して使用できる商品の提供が顧客満足につながると考えております。 したがって、顧客や消費者に危害が及ぶような商品・重大な欠陥がある商品・不当または不正な表示(原産国、素材、サイズなど)をした商品、 あるいは他社の特許や意匠登録を侵害する商品及び国が定めた法令・規制要求事項などに抵触する商品の取扱いはいたしません。
日本語では「国際標準化機構」と訳されます。ISOは、「物質及びサービスの国際交易を容易にし、知的、科学的、技術的及び経済的活動分野の協力を助長させるために世界的な標準化、その関連活動の発展開発を図ること」を目的に発足した非政府組織(NGO)で、本部はスイスのジュネーブに置かれています。
製品の規格以外に、#9000とナンバリングされたシリーズがあります。これは製品の規格や品質を保証するものではなく、会社や団体などの組織が、顧客の満足する製品やサービスを提供できる能力を、保持しているかどうかを評価するための国際規格です。1987年に制定され、欧州を中心に発展し、1991年に日本に導入されJIS規格が制定されました。
ISO9000シリーズは、日本では輸出依存度の高い大手電気・機械メーカーが中心となり認証取得が進み、その後、製造業から物流業・サービス業・官公庁などへひろがりました。さらに、大企業だけでなく中小企業へ認証取得の動きが強まっていきました。すでに欧米での取引きはISO認証取得が条件の1つとなっており、認証取得は、世界的に認められた組織として「お墨付き」を貰ったことになります。
当社は日本の認証機関の最大手、日本品質保証機構(JQA)で1998年8月にISO9002の認証を取得しました。貿易部より「欧州ではISO認証取得が条件となりつつある、我社でも必要ではないか」の一言からスタートしたのが1996年でした。当時は、参考になる資料も無く、規格要求事項という普段の商取引では触れる事のなかった文書と、事務局の4名で頭を抱えながら格闘の毎日でした。苦節2年半で認証取得できた時の喜びは忘れる事ができません。同業の専門商社としては日本初の認証取得で大変話題となり新聞でも快挙として報道されました。
その後2000年(2002年にISO9001へ格上げ)、2008年、直近では2015年9月にISO9001:2015として大幅改正が行われ、貿易部は2017年9月に移行審査に合格しました。金物・HI部、教具部では認証取得後約20年間で蓄積してきた経験を活かし、現在は社内独自規格を制定し、運用しています。ISO規格も「品質保証」から「品質マネジメントシステム」と大きく内容も変化し、今では経営ツールの重要な1つとなっています。当社は、金物・工具を扱う専門商社ですが、ISO認証取得後は社員の問題に対する考え方に変化が出て、改善意識が高まったことは一定の成果が出たと喜んでいます。当社の企業姿勢をお客様や仕入先様へ「良品宣言」として発表することにより、従業員一同気を引き締めて仕事に邁進しております。